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ソニーのふり見て、我がふり直せ。

  • 表紙

ソニーのふり見て、我がふり直せ。-ブランドで稼ぐ勘と感-

著:山口誠志 語り:河野透

書誌情報

著者 山口誠志
定価 1,600円(税別)
仕様 四六判/並製/304頁
発行日 2012年2月28日
ISBN 978-4-905349-08-2

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書籍紹介

大事なのはノウハウより勘!
“世界で売る”ブランディングをソニー元宣伝担当役員が大証言!

中国やアジアなど海外市場に活路を求める日本企業は後を絶たない。新興のベンチャー、長年の下請けで力を蓄えた中小企業、農水産物の生産地。それらを待ち受けるものはアウェーの地での洗礼。――「おまえ、だれだ」。辛辣な身分照会をはねのけて、市場から「憧れ」と「共感」を勝ち取るには?いまもなお、ブランドは企業の重要課題だ。半世紀以上も前に、単身それに取り組んだ零細企業SONY。

本書の語り部、河野透氏は井深・盛田時代から一貫してSONYの宣伝部門を担当。ウォークマンの名付け親にして、数々のヒットCMを生み出し、2006年まで宣伝担当役員として、ブランド戦略の中枢で活躍した。なぜSONYは創業からわずか20年余りで、グローバル・ブランドに急成長できたのか?SONYブランドのグローバルマネージャーだった河野氏が、初めて明かすSONYブランディングの真骨頂。

・あの広告会社の言うとおりにやってたら、そりゃドエライ目に遭うよ。
・SONYブランドのお手本は、実はあの会社だった。
・ブランドの効果? そりゃ利益率だよ。それ以外の指標は全部嘘だね。
・あのクリエーターだけは別格だった。他の人はもう...
・「コピーの時代」に日本の広告は引篭もりになったね。もう無理だね。
・家電業界は、みんなが松下を見ていた。
・TBSの世界遺産だって結局は金だよ。金の問題。
・業績№1の事業がブランドのシンボルになるとは限らないよ。
・ヤマハが気になって仕方なかった。もうまるで違うんだもの。
・シャープはSONYの一歩も二歩も先を行っていた。すごいと思った。
・ブランドの地位で見ると、家電はやっぱりクルマには勝てない。

目次

序章 ――― それでもブランドをやる僕らに
第一章 起源 ――― ブランドの建て付け。
第二章 印象 ――― それは中から滲み出すわけで。
第三章 利得 ――― ブランドのメリット。
第四章 材料 ――― 使えるものなら社長でも使え!
第五章 広告 ――― フォーカスを外すなよ。
第六章 風合い ――― テイストの素はワンボイス。
第七章 組織 ――― 決め手は金と情報。
第八章 継承 ――― 余儀なくやって来る変化を正統化できるか
あとがき ――― 付記として。

著者プロフィール

著:山口 誠志・やまぐち まさし

1960年生まれ。筑波大学芸術専門学群卒。1986年電通入社。2001年電通退社。同年株式会社ソナー取締役コンサルタント。陸上幕僚監部陸戦学会会員。NPO法人情報オリンピック日本委員会事務局次長。翻訳書に『進撃するSP』(電通出版)、『テレビで勝つ選挙戦略』(電通出版)

語り:河野 透・こうの とおる

1945年生まれ。多摩美術大学卒。1968年にソニー入社。1996年、ソニーマーケティング執行役員常務就任。2002年、ソニーPCL取締役副社長。2006年にソニー退社。現在、NPO法人森林セラピーソサエティ事務局長。多摩美術大学非常勤講師。

イラスト:朝倉 世界一・あさくら せかいいち

1965年生まれ。東京都出身の漫画家・イラストレーター。1988年デビュー。おもな作品に『地獄のサラミちゃん』(祥伝社)、『デボネア・ドライブ』(エンターブレイン)などがある。